倉野お知らせ
倉野奴踊りのお披露目について
- 奴踊りの開催について.pdf
2025年05月26日
この季節、近くの田んぼでは田植えの準備の真っ最中!
そんな中、倉野地区の「稲穂神社」への奉納祭り【倉野奴踊リ】が披露されます。
むかし、古代天孫降臨(こだいてんそんこうりん)のニニギノ尊(みこと)が、川内川を下り倉野にさしかかったとき、淵の渦に巻き込まれ転覆してしまい、近くにいた村人に助けられたお礼の品が籾だったそうです。
「この籾を大事に育てたら、この地を豊かにできるだろう」と言われた村人により、見事な稲穂が実り、この土地を潤していったのだと言い伝えられています。
そのまたお礼にと、川の淵の上に「稲穂神社」を建てて、毎年、奴踊りを奉納してきました。
奴踊りのバリン竿は、稲の病害虫など悪霊を退散するために用いられ、その姿は、この倉野地区の農地を豊かにしている象徴と言えるでしょう。
継承者が少なくなってきていますが、皆さんに披露できることが、継承していく中で励みにもなります!!!
どうぞ、皆様のお越しをお待ちしております。