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手打コミュニティ協議会

手打地区コミュニティ協議会
〒896-1601 薩摩川内市下甑町手打1035番地1
TEL:09969-7-0928

手打地区からのお知らせ

手打地区コミュニティ協議会便り

手打地区コミュニティ概要

1 地区の歩み・概要

手打地区の概要 手打地区は、市町村制が施行される以前は自然村として存在したが、明治22年の町村制の施行によって「下甑村」の一部に編入され、平成16年の市町村合併によって「薩摩川内市」の一部となった。現在は、人口661人、世帯数377戸の地区であるが、昭和20年代には人口約4,000人を数えたこともあり、旧下甑村の役場の所在地でもあって、村行政の中枢の集落として今日までの発展をなしてきた。
 地理的には甑島の最南端に位置し、東シナ海の大海原と照葉樹林の繁る標高200~400mの山に囲まれて、1・3kmに及ぶ甑島最大の海浜と、背後地には、約37haの田園を擁する地区である。
 明治の末期から大正の初めにかけて珊瑚の採取で繁栄を期した時代もあったといわれるが、現在では、基幹産業の水産業も資源の枯渇や価格の低迷、就業者の高齢化などによって振るわず、農業も畜産の一部に経営の持続が見られるものの総体として衰退の一途にあり、地区住民の雇用の促進と安定化は、公共事業の推進に依存しているところが大きい。
 他方、離島特有の海洋性資源に恵まれ、これらを活用したスキューバーダイビングや海上遊覧など海洋性レジャーの観光開発が図られ、また、手打地区には、映画「釣りバカ日誌」のロケ地となった砂浜や歌手森進一の歌「おふくろさん」の歌碑、漫画の原作からテレビ放映もなされた「Drコトー診療所」のモデルとなった診療所などもあり、これらを組み合わせたさらなる観光の開発が望まれる。
 また、手打地区には、旧村時代に設置された水産加工施設や農林産物加工施設があり、これらの施設は現在も稼動して地場産品の生産がなされている。
 なお近年、九州で唯一の海洋深層水の取水施設が設置され、この活用によって地域の振興が期待されている。
 一方、現行では少子化、高齢化が著しく進んでおり、現在の高齢化率は44.02%に達している。

  (1) 人口 男325人  女336人  合計661人
  (2) 世帯数 377世帯
  (3) 高齢化率 44.02%(65歳以上)
  (4) 学校 手打小学校
海陽中学校
  (5) 川内警察署 手打駐在所

 

 

  • 史跡
    • 法雲寺(明治時代建立)
    • 大照寺(明治時代建立)
    • 新田神社(明治時代建立)
    • 諏訪神社
    • 旧武家屋敷通り(武家支配時代からの石垣街道)
    • 津口番所跡
    • 岩穴
    • 経塚
    • 釣掛崎灯台(明治29年の設置)

 

  • 伝統芸能
  文化財

(トシドン)トシドンは国の無形民俗文化財に指定され、大晦日に3つの自治公民館が主体となり、トシドンの面をかぶった青年が幼児のいる家庭を回り幼児のしつけの一つとして行っている。

 

  • 民芸
  ヤンハ踊り

ヤンハ踊りは手打港地区にあり、舞踊の拍子、あるいは囃子、踊りの始めが舞踊の名称となっている。   太鼓踊り

太鼓踊りの所在は、手打本町集落であって盆の踊りともいい凱旋、祝賀の踊りといわれる。   武者踊り

武者踊りの所在は、手打麓集落であって出陣、奏功の踊りといわれ、中役者、外回り、その他諸役者の人数を合わせて総勢140人程になる行列踊りである。   棒踊り

手打本町にあって太鼓踊りとともに盆踊りともいわれている。集落の大きな行事や祝賀の時に出演している。
0996-25-6210

薩摩川内市 市民活動センター

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