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上手コミュニティ協議会

上手地区コミュニティ協議会
〒895-1503 薩摩川内市祁答院町上手2214番地1
TEL:0996-55-1161

上手地区からのお知らせ

上手地区コミュニティ協議会便り

上手地区コミュニティ概要


(上段:上手太鼓踊り、菜の花の風景)

(中段:溝下糯原生地、地区の全景、俵踊り)

(下段:女性のグラウンドゴルフ大会、岩屋観音摩崖)

1.地区の歩み・概要

上手地区は、祁答院町のほぼ中央部にあり、まわりを山林に囲まれ、地区を流れる秋上川や久富木川に沿って水田や畑が広がっています。

地区には、平成19年3月に自治会再編を行い、上方限・中福良・上手中央・滝聞・中武の五つの自治会が編成されています。

産業面では、水田、畜産を中心に畜産が盛んで、黒毛和牛の生産農家は減少傾向にありますが、子牛生産・肥育牛の頭数は増加し、畜産後継者が育ってきています。また、トマト等の施設園芸、楠原地域では、ナシの生産が行われています。 

最近では、「ほおずき」が栽培され県内外に出荷されています。久冨木川に沿った山間の水田には「溝下糯」の発祥の地があり、品種改良された「さつま雪もち」は、上手地区の風土が生み出した優れた食味が評判です。

広大な竹林は、改良が進められ「早堀タケノコを中心に良質なタケノコが生産されています。

自然に恵まれた上手地区は、町内唯一の弥生時代の住居跡、山城としては最古の滝聞城をはじめ貴重な史跡・文化財が存在しています。桜渡農村公園は、秋上川と久冨木川の合流地点にあり、桜と清流、史跡や西牟田城跡を活かした公園として整備がされています。

祁答院グランドは、祁答院地域の屋外スポーツの場として、重要な施設であり、多くのスポーツ団体にも広く活用されています。

地域密着型の介護福祉施設「癒しの郷 おおむら園」は、要介護者はもちろんのこと、カフェ、介護予防サロンなどが取り組まれ、地域と連携した高齢者福祉施設として役立っています。

1.人  口   男323人・女 347人 合計670人【340世帯】(令和4年1月1日現在)

2.関係小学校 上手小学校  関係中学校:祁答院中学校 

3.消  防  団     祁答院方面隊上手分団

4.地区の資源

産業面の資源:水稲(もち米)・畜産・果樹・林業及び林産物

天然の資源:豊かな自然(山林・竹林)

人的資源:豊かな人間性

地下資源:温泉

景観資源:棚田、緑多き山並

5.史   跡

滝聞城跡、西牟田城跡、大日如来像、豊日霎神社、西南の役供養塔、大聖寺跡、大村糯(溝下糯)原生地、滝聞供養塔、岩屋観音磨崖仏、弥生時代の住居跡、秋上、中武の鉄山、草競馬場跡(楠原・木原)

6.伝統芸能

上手太鼓踊り保存会による上手太鼓踊り俵、松島節踊り上手クラブ保存会による楠原俵踊り、中武松島踊り

2.地区コミュニティ協議会の概要

1.組織する地区内の主な団体

自治会(上方限、中福良、上手中央、滝聞、中武の5自治会)、上手小PTA、消防団上手分団、消防後援会、民生委員児童委員、女性部、高齢者クラブ、芸能保存会、いきいきサロン

2.部会

 総務自治部会

コミュニティ協議会と自治会の連携、防災、防犯対策、環境美化活動等に取り組んでいます。

⑵ 地域文教部会

観光の推進と地域情報発信、生涯学習及び各種学級への参加協力の推進、青少年の健全育成、男女共同参画事業、文化財・郷土芸能保存活動、世代間交流、特色ある産地づくり、特用林産(農産)物の産地づくり、鳥獣被害防止対策の推進等に取り組んでいます。

⑶ 健康福祉部会

保健福祉の充実、高齢者の生きがい対策、独居高齢者対策、社会体育の充実に取り組んでいます。

3.地区振興計画に基づく取り組み

1.おおむら園との合同夏祭り

地域住民やお盆の帰省客等含めて多くの方が参加できる時期を選定し、地域密着型高齢者福祉施設と合同での夏祭りを実施し、施設入所者と地域住民の交流の場として取り組んでいます。

【成果】

811日に毎年実施しており、舞台、看板、テント、椅等の設置は、施設職員と地区コミの運営委員や協力者で分担して準備しており、当日の警備等については、消防団員に依頼し安全対策を講じています。

夏祭りの内容としては、小学生の灯篭の展示、上手小学校の俵踊り保存会による踊りの披露、祁答院中学校の吹奏楽部の演奏、盆踊り、のど自大会など地元住民への発表の場にもなっています。

施設入所者や家族はもとより帰省客や幼児から高齢者まで多数参加され、交流が図られています。

2.歩こう大会及びグランドゴルフ大会

健康づくりの推進、異世代間の交流を図るため、午前中は、幼児、小中学生から高齢者まで参加し、空き缶拾いをしながら、地元の文化財を巡る歩こう大会を実施し、午後は、全自治会の参加による班対抗グランドゴルフ大会を実施し、親睦ふれあいの場として取り組みました。

【成果】

1月の第4日曜日に計画し、歩こう大会は、午前中に地元の文化財や史跡を散策しながら、空き缶拾いを実施しており、文化財を学ぶとともに環境美化に寄与しています。

なお、途中休憩場所では、高齢者のボランティアによるおもてなしの湯茶接待があり、異世代交流の場にもなり、大変喜ばれています。

グランドゴルフ大会については、全自治会参加型の班対抗グランドゴルフ大会として実施しており、年々参加者が増え、スポーツ振興及び健康増進に大きく貢献しています。

3.菜花の植栽による環境美化

環境美化の一環として、県道沿いに小学生と地区コミ役員、地域文教部会及び高齢者クラブ員による、菜花の植栽に取り組みました。

【成果】

菜花のポット苗約3,000本を作り、11月中旬、地区コミ役員、地域文教部員、上手小学校児童、高齢者クラブの参加により、県道沿いに植栽し、環境美化に努めています。

春には、素晴らしい菜花の景観が見られ、また、自治会や高齢者クラブなどで、空き地にも菜花の植栽がされ、美しい景観づくりに貢献することで、植栽場所への空き缶等ポイ捨ても減少しています。

4.地区の重点課題及び重点目標

1.人と自然が調和した快適で住よい心豊かな地域づくり

景観事業について、菜花の植栽等、地域全体での取り組みを進めるとともに不法投棄については、行政や環境美化推進員と連携し、監視体制等を強化します。

2.社会に夢を抱く人間性豊かな文化かおる地域づくり

夏祭りは、地区コミ、癒しの郷おおむら園との共催により、各種団体や施設職員、保護者会等の協力により実施しているが、更に来場者の参加促進と内容の充実を図ります。

3.住民が幸せを実感できる健康づくりと行き届いた福祉の地域づくり

健康づくり推進を目的とした、歩こう大会、各自治会参加のグランドゴルフ大会を継続実施するととともに、各世代が参加しやすい、実施内容、開催時期等を検討し、多くの地域住民の参加、交流ができる体制づくりを強化します。

0996-25-6210

薩摩川内市 市民活動センター

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