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大馬越コミュニティ協議会

大馬越地区コミュニティ協議会
〒895-1402 薩摩川内市入来町浦之名3492番地4
TEL:0996-44-2773

大馬越地区コミュニティ協議会便り

大馬越地区コミュニティ概要

(上段左から:郷土芸能「山下自治会太鼓踊り」、景勝地「清浦ダム」、金柑ハウス、地区文化祭)
(中段左から:ふれあい弁当作り、といあげ祭り、景勝地「内之尾棚田百選」、郷土芸能「山之口棒踊り」)
(下段左から:郷土芸能「大馬越自治会太鼓踊り」、旧大馬越小学校全景、しそジュース製造、国道沿い花植え作業)


1.地区の歩み・概要

大馬越地区は入来地域の南部で鹿児島市に隣接し、八重山.入来峠などの山間部に位置しています。中央を国道328号線が縦断し、交通の便が良く、自然環境(山・川・水・田)に恵まれ、グリーンツーリズム事業の基盤もあり、集落排水も完備され住みやすく、また史跡・伝承芸能も多い「田園文化地区」でもあります。


地区の主産業は.水稲・畜産業で兼業農家が多く、お茶、きんかん、ゴーヤ等の栽培に取り組む農家も増え、薩摩川内市の特産品として出荷されています。


平成17年度からは地区コミュニティ協議会でしそっぷ物語「しそジュース」と豆腐、味自慢「田舎味噌」等の製造、販売をはじめています。特にしそっぶ物語「しそジュース」の生産販売活動を機に、地区コミ協を中心とした地域内の一体感が醸成され、老いも若きも「何もない田舎で何かができる。」という地区活性化の意欲が高まり、住民の積極的な参加に繋がりました。


このような取り組みが評価され、むらづくりにおける九州農政局長賞を受賞し、県内外から多数の研修視察も受け入れています。地区内への情報は毎月コミ協便り8ページを発行し、地区内の出来事をきめ細かにPRしています。


地区住民は、地域の行事に協力的で人情味があり、現在も元気で労働意欲のある熟年・高齢者が多く、きんかん・茶・ゴーヤ・筍・水稲・野菜・花づくり・郷土料理・伝統芸能伝承者など逸材が多いです。近年は団塊の世代を向かえ、ふるさとへ帰ってくる人もいます。子どもから高齢者の交流事業(ホタルの夕べ・運動会・敬老会・グランドゴルフ大会・といあげ祭・文化祭等)が多く,地域住民の温かいふれあいがなされています。


環境整備については、下水道工事で.集落排水の整備が完了し、前川内川が浄化され、蛍が飛び交う環境が残り、ホタルの夕べを開催したり、内之尾日本棚田百選清浦渓谷及び長野滝を含め、自然に恵まれた観光スポットとして期待される地区でもあります。特に長野滝については、平成30年1月からNHK大河ドラマ西郷どんで放映され、県内外から見学者が増加しています。


1.人 口:男255人、女264人、519人(283世帯)【令和4年2月1日現在】

2.学 校:旧大馬越小学校(平成30年度閉校、入来小学校に統合(清色地区))、入来中学校(清色)、川薩清修館高校(副田地区)

3.消防団:薩摩川内市消防団大馬越分団

4.駐在所:薩摩川内市東交番(清色地区)

5.地区の資源
 米:耕地整理された肥沃な田・中山間地の田・内之尾棚田百選
 茶:中之原台地・中山台地の農業団地
 きんかん:中山農業団地・各農家
 畜産:養鶏 養豚 肉用牛
 花卉栽培:若手経営者
 森林:森林従事者
 竹林:竹林改良された竹の子生産更には竹のチップ材としての有効利用伐採 
 水:湧水 地下水に恵まれ良質米の栽培


6.史跡